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- 金沢信代個展
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2008.08.20 Wednesday金沢信代個展
テアトロ・るーちぇ
10月24日(金)〜10月29日(水)
12〜19時(最終日は15時まで)
あかりカフェでは、光と影のゆらめく美しさを見せてくれた金沢氏。
陶のあかりがあるだけで空間がさまざまな風景に変わります。
まるで上質の芸術映画の映像を見せてくれるような、
そんないとおしい作品ばかりです。
「子供の頃、考古学者になりたかった。
TVや本の中に見る遺跡の内部に覚える
目眩のような感覚が好きだった。
それは異空間へと誘う大掛かりな装置のようだ。
そのワクワク感を今だに追っているのかもしれない。
制作するという行為から一度離れ
30代半ばから、突如 陶芸を始めた。
始めた当初から、
『いつか陶のテクスチャとキャンドルの光を組み合わせたい』
という希望を漠然とだが持っていた。
イタリアを中心とした 幾度かのヨーロッパ旅行のとき
蛍光灯ではないあかりに映し出される
石のテクスチャの美しさ
そしてゆっくり流れる時間の豊かさに心うばわれた事。
不本意であっても、しなくてはならなかった仕事についていた頃
疲れはて、自分を失いそうになりながら
キャンドルの灯を見つめることで癒された事。
そんな事もキャンドルの光を使いたい理由にあるのだろう。
小さなあかりを灯すことは
日常生活の中で、つい忘れがちになる自分を癒す行為のひとつだと思う。
そんな行為を誘い出す装置として
私は自分の為にこれらの作品を作っているのかもしれない。
高校時代に観たタルコフスキー監督の『ノスタルジア』の中で
狂人と呼ばれた老人は、世界を救う唯一の方法として
ロウソクの火を灯し続ける事を主人公に託し、死んだ。
それは試練のようだったが、
私の作品は、見る人にとって
ワクワクしながら思わず火を灯さずにはいられない、
どうかそんな装置であって欲しいと心から願っている」
(金沢信代)
- フジタあきひこ 「秋天好日、猫大乱」
- テアトロ・デ・パペル〜紙芝居展+4コマ展
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2008.08.14 Thursdayテアトロ・デ・パペル Teatro de papel
〜紙芝居展+4コマ展
9月12日(金)〜9月24日(水)*18日(木)休
12〜19時
(最終日は15時まで)
(↓DMイラスト:庭田敦)
テアトロ・デ・パペル。
このスペイン語のタイトルは、直訳すると「紙の劇場」。
昔ながらにある紙芝居と4コマという
二つのスタイルで構成された作品展です。
いまのアーティストたちが
今までの表現形式をとびこえて
物語とアートとの新しい関係を生み出します
紙芝居は上演会付き!
(作家名の後の日時に上演します)
4コマ展は、立体も平面もアリアリの展示です。
お楽しみに!
紙芝居展参加者
・加藤初音*(9/13 13時〜)・菅野博子(9/13 14時〜)
・小桧山崇*(9/20 16時〜) ・鈴木比奈子*(9/14 13時〜)
・月子*(9/14 14時〜) ・ナガシマコウイチロウ*(9/20 17時〜)
*印は作家自らが自演します
4コマ展参加者
・ian ・大伴直子 ・にし花子 ・庭田敦 ・mellowbell ・yoRos